山あげ祭とは

山あげ祭とは那須烏山市烏山地区にある八雲神社の祭礼です。

八雲神社とは、牛頭天王・スサノヲを祀神とする神社です。八坂神社、祇園神社、天王神社などが祇園信仰の神社として全国に見られる神社です。

山あげ祭を祭礼とする八雲神社はもともと那須烏山市大桶にありました。永禄3年(1560年)烏山城主那須資胤が疫病退散を祈願するために大桶村の八雲神社より牛頭天王を勧請して現在の八雲神社を創建しその際に行われたのが起源とされている。

地元では八雲神社の「お天王さん」とも呼ばれています。今では、ユネスコの「山・鉾・屋台行事」として登録されていることから、「山あげ祭」の名前が一般的になっています。

山あげ祭の山
山あげ祭の山 古川靖史様撮影

古来より、山には神様が宿ると信仰されてきました。ユネスコの「山・鉾・屋台行事」もこの信仰に基づく行事を世界文化遺産に登録したものになります。

山あげ祭では「屋台」が巡航するだけではなく、竹で作った網代に貼った和紙で山を作り、神様をお招きし、祭礼が行われています。本来の意味での「山」信仰の形がわかりやすく残っている祭礼となります。